自宅またはオフィスに合った正しいファックス
セットアップの選択
正常にファクスの送受信を行うには、本プリンターと同じ電話回線を共有している機器とサービスの
種類を認識する必要があります。既存のオフィス機器を直接本プリンターに接続する必要性が生じ
たり、ファクスを正常に送受信できるようにするためにファクス設定を変更する必要が生じる可能性
があるためです。
1.
電話がシリアル方式かパラレル方式かを判断します。
詳しくは、ファクス機能のセットアップ
(パラレル方式の電話システム)を参照してください。
152 付録 B 追加のファクス セットアップ
JAWW
a.
シリアル方式の電話システムの場合
— シリアル方式のファクスのセットアップを参照して
ください。
b.
パラレル方式の電話システムの場合
- 手順 2 に進みます。
2.
ファクスと一緒に利用する機器やサービスの組み合わせを選択します。
●
DSL:電話会社を通じてデジタル加入者線 (DSL) を利用。(DSL は、国/地域によっては
ADSL と呼ばれています。)
●
PBX: 構内交換機 (PBX) システム。
●
ISDN: ISDN (総合デジタル通信網) システム。
●
着信識別サービス:電話会社の着信識別サービスでは、複数の電話番号が与えられ、その電
話番号ごとに呼び出し音のパターンを変えられます。
●
電話:電話をプリンターのファクスに使用するのと同じ電話番号で受信します。
●
コンピューター
ダイヤルアップ モデム:プリンターと同じ電話回線でコンピューター モデ
ムを使用しています。次のいずれかに当てはまる場合は、コンピューター
ダイヤルアップ
モデムを利用しています。
◦
ダイヤルアップ接続でコンピューターのソフトウェア
アプリケーションから直接ファ
クスを送受信している。
◦
ダイアルアップ接続でコンピューターから電子メールのメッセージを送受信してい
る。
◦
ダイアルアップ接続でコンピューターからインターネットを利用している。
●
留守番電話:プリンターのファクスに使用するのと同じ電話番号で電話に応答する留守番電
話。
●
ボイス
メール サービス:プリンターのファクスと同じ番号での電話会社からのボイスメー
ル
サービスへの加入。
3.
次の表から、自宅やオフィスの設定に当てはまる機器とサービスの組み合わせを選択してくださ
い。次に、推奨するファクス
セットアップを調べます。各方法については、この後手順を追って
説明します。
注記: 自宅またはオフィスのセットアップがこのセクションで説明されていない場合、プ
リンターを通常のアナログ電話のようにセットアップします。付属の電話コードの一方の
端を壁側のモジュラージャックに、もう一方の端を
本プリンターの背面に
1-LINE と書かれ
ているポートに接続します。他の電話コードを使用している場合は、ファクスの送受信に問
題が発生することがあります。
国
/地域に対して提供されたアダプタ用の付属の電話コードを接続する必要がある場合もあ
ります。
ファクスと一緒に利用する機器やサービス
推奨するファクス
セッ
トアップ
DSL
PBX
着信識別
サービス
電話
コンピュータ
ー
ダイヤル
アップ
モデ
ム
留守番電話
ボイス
メ
ール
サー
ビス
ケース
A:単独のファク
ス回線
(電話の着信なし)
JAWW
ファクス機能のセットアップ
(パラレル方式の電話システム) 153
ファクスと一緒に利用する機器やサービス
推奨するファクス
セッ
トアップ
DSL
PBX
着信識別
サービス
電話
コンピュータ
ー
ダイヤル
アップ
モデ
ム
留守番電話
ボイス
メ
ール
サー
ビス
ケース
B:DSL 環境での
プリンターのセットアッ
プ
ケース
C:PBX 電話シス
テムまたは
ISDN 回線の
環境でのプリンターのセ
ットアップ
ケース
D:同じ回線でフ
ァクスと着信識別サービ
スを一緒に利用
ケース
E:電話とファク
スを一緒に利用する
ケース
F:電話とファク
スとボイスメール
サー
ビスを一緒に利用する
ケース
G:同じ回線でフ
ァクスとコンピューター
モデムを一緒に利用する
(電話の着信なし)
ケース
H:電話とファク
スとコンピューター
モ
デムを一緒に利用する
ケース
I:電話とファクス
と留守番電話を一緒に利
用する
ケース
J:電話とファク
スとコンピューター
モ
デムと留守番電話を一緒
に利用する
ケース
K:電話とファク
スとコンピューター
ダ
イヤルアップ
モデムと
ボイス
メールを一緒に
利用する
154 付録 B 追加のファクス セットアップ
JAWW
ケース